SBI証券でナスダック100に関する投資信託を購入しようとランキングなどを調べていると、結局どの銘柄を選べばいいのか迷ってしまいますよね。信託報酬などの手数料が安い銘柄はどれなのか、新NISAのつみたて投資枠に対応しているファンドはあるのか、といった疑問は尽きないものです。また、一部ではナスダック100への投資をおすすめしないという意見もあり、過去の利回り実績や20年後のリターンがどうなるのか不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

私自身も過去に投資で大きな失敗を経験して痛い目を見ているので、銘柄選びに慎重になる気持ちは痛いほどよくわかります。だからこそ、表面的なランキングだけでなく、リスクやコストをしっかり理解した上で選ぶことが大切だと考えています。この記事では、SBI証券で取り扱っているナスダック100連動型ファンドについて、私の実体験や調査に基づいた視点で分かりやすく解説していきます。
- SBI証券で買えるナスダック100投資信託のコスト比較と実質的な最安銘柄
- 新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠それぞれに適したファンドの選び方
- 投信マイレージやクレカ積立を活用したポイント還元の最大化戦略
- ナスダック100特有のボラティリティリスクと長期運用の心構え
SBIでのナスダック100投資信託ランキング徹底比較
SBI証券は取り扱い銘柄数が非常に多いため、ナスダック100に連動する投資信託だけでも複数の選択肢があります。ここでは、コストや制度対応などの重要な要素を基準にして、私が個人的におすすめだと思う銘柄を比較しながらランキング形式に近い形で紹介していきますね。
信託報酬等の手数料が安いおすすめ銘柄
投資信託を選ぶ際、長期的なリターンに最も確実な影響を与えるのが「コスト」です。特にナスダック100のようなインデックスファンドでは、運用成績そのものは指数に連動するため大差がつきにくく、手数料の差がそのまま手残りの差になりやすいんですよね。
SBI証券で扱っている銘柄の中で、私が特に注目している低コストファンドは「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」です。
ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの特徴
信託報酬が年率0.2035%(税込)と、同カテゴリーの中で群を抜いて低く設定されています。購入時手数料や信託財産留保額もかからないため、コスト重視で選ぶなら現状ではこれが最適解かなと思います。
次点で挙げられるのが「SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド」ですね。こちらは信託報酬が年率0.2398%(税込)となっており、米国の超有名ETFである「QQQ」に投資する形式をとっています。ニッセイよりわずかにコストは高いですが、QQQブランドへの信頼感を重視する方には悪くない選択肢です。
ただ、私のように「1円でもコストを削りたい」というタイプの方には、やはりニッセイの方をおすすめしたくなりますね。
新NISAつみたて投資枠で買える銘柄
ここが非常に重要なポイントなんですが、実はナスダック100連動型の投資信託の多くは、新NISAの「つみたて投資枠」の対象外なんです。これを知らずに「全部つみたて枠で買おう」と計画していると、出鼻をくじかれることになります。
そんな中で、数少ない「つみたて投資枠」対象ファンドとして輝いているのが「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」です。
| ファンド名 | 信託報酬 (税込) | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|---|
| ニッセイNASDAQ100 | 0.2035% | × | ○ |
| iFreeNEXT NASDAQ100 | 0.495% | ○ | ○ |
| SBI・インベスコQQQ | 0.2398% | × | ○ |
表を見てもらうと分かる通り、iFreeNEXTは信託報酬が約0.495%と、ニッセイなどに比べると倍以上のコストがかかります。それでも、「年間120万円のつみたて投資枠をどうしてもナスダック100で埋めたい」という場合には、実質的にこのファンド一択になるのが現状です。
コストは少し高いですが、非課税メリットを最大限活かせるという意味では、十分に検討する価値がある銘柄だといえますね。
ナスダック100をおすすめしない理由
ネット上を見ていると、「ナスダック100への全力投資はやめとけ」「おすすめしない」といった意見もちらほら見かけますよね。私も過去にリスク管理を怠って資産を溶かした経験があるので、この警告の意味はよく分かります。
おすすめしないと言われる主な理由は、「分散投資としての弱さ」と「値動きの激しさ」にあります。
ここがリスク!
- セクターの偏り:構成銘柄の多くがハイテク企業や通信サービスに集中しており、金融セクターが含まれていません。ITバブル崩壊のような事態が起きると、逃げ場がなくなります。
- ボラティリティ(変動率):S&P500と比較しても値動きが大きく、暴落時には資産が一時的に半分以下になることも覚悟が必要です。
「自分はリスク許容度が高い」と思っていても、実際に資産が激減する画面を見ると冷静ではいられないものです。私のように狼狽売りして損失を確定させてしまわないよう、自分のリスク許容度を過信しないことが大切ですね。
過去の利回りと20年後の予想リターン
リスクがある一方で、ナスダック100がこれほど人気なのは、過去の圧倒的なパフォーマンスがあるからです。過去のデータを見ると、S&P500や全世界株式を大きく上回るリターンを叩き出してきました。
ある期間のデータでは年平均リターンが15%〜20%近くに達することもありました。「もしこのペースが20年続いたら…」と皮算用したくなりますが、あくまでこれは過去の話です。
20年後の予想リターンを正確に当てることは誰にもできませんが、今のテクノロジー社会の進展(AI、クラウド、半導体など)を考えると、長期的には右肩上がりが続くと期待する声が多いのも事実です。ただし、金利上昇局面などでは成長株の評価が下がりやすいため、一直線に上がり続けるわけではないことは肝に銘じておく必要があります。
配当金なしで再投資するメリット
ナスダック100投資信託の多くは、分配金(配当金)を出さずにファンド内で再投資する仕組みになっています。「配当金が欲しい」という方にはデメリットに見えるかもしれませんが、資産形成の観点からはこれが大きなメリットになります。
複利効果の最大化
配当金を受け取ると、その都度税金(NISA外の場合)がかかりますし、再投資する手間も発生します。ファンド内で自動的に再投資されることで、税金の繰り延べ効果と複利効果が働き、雪だるま式に資産が増えやすくなるんです。
私のような現役世代にとっては、今のキャッシュフローよりも将来の資産最大化の方が重要かなと思うので、この「分配金なし・再投資型」の仕組みは非常に理にかなっていると感じています。
SBI証券のナスダック100投資信託ランキング活用術

銘柄の特徴がわかったところで、具体的にSBI証券というプラットフォームをどう使い倒すかについてお話しします。SBI証券独自のサービスをうまく組み合わせることで、実質的なコストをさらに下げることができるんです。
iFreeNEXTとニッセイの比較
先ほども少し触れましたが、「つみたて枠のiFreeNEXT」と「成長枠のニッセイ」、どちらを優先すべきか迷いますよね。
個人的な戦略としては、以下のような使い分けが良いのではないかと考えています。
- つみたて投資枠(月10万円まで): まずはS&P500や全世界株式(オルカン)などのより安定した基盤を作る。もしリスクをとってでもナスダック100が良いなら、ここでiFreeNEXTを選択する。
- 成長投資枠(年240万円まで): ここでコスト最安のニッセイNASDAQ100を購入する。
iFreeNEXTは信託報酬が高いですが、SBI証券の「投信マイレージ」の付与率が比較的高い(通常銘柄扱いの場合)ため、実質コストはある程度緩和されます。それでも純粋なコスト比較ではニッセイに軍配が上がるので、成長投資枠が余っているならニッセイを優先的に使うのが合理的かなと思います。
投信マイレージとクレカ積立の還元率
SBI証券を使う最大のメリットといっても過言ではないのが、「投信マイレージ」と「クレカ積立」です。
投信マイレージは、投資信託を持っているだけで毎月ポイントが貯まるサービスです。ナスダック100連動ファンドの場合、銘柄によって付与率が異なります。
- iFreeNEXT NASDAQ100: 最大0.10%(残高による)
- ニッセイNASDAQ100: 0.05%程度(指定銘柄のため低め)
- SBI・インベスコQQQ: 0.022%程度
また、三井住友カードなどを使ったクレカ積立を行えば、積立額に対して0.5%〜5.0%(カードランクによる)のポイントが付きます。投資を始めた瞬間から数パーセントの「含み益」を持った状態でスタートできるようなものなので、これは絶対に使わないと損ですね。
暴落リスクと積立投資のデメリット
積立投資は「ドル・コスト平均法」によって購入単価を平準化できる優れた手法ですが、ナスダック100のような高ボラティリティ商品で積立をする場合、特有の精神的ストレスがあります。
それは、「暴落時にも買い続けなければならない」という点です。
株価が30%、40%と下落している最中に、毎月定額が引き落とされていくのは、頭では「安く買えてラッキー」と分かっていても、感情的には「傷口を広げている」ように感じてしまうものです。私自身、過去の失敗ではこの恐怖に耐えきれずに売ってしまいました。
積立投資の最大の敵は「市場」ではなく「自分の心」です。設定をしたら、暴落時にはむしろログインしないくらいの鈍感力が、ナスダック100投資には必要かもしれません。
eMAXISシリーズの特徴と評価
投資信託といえば「eMAXIS Slim」シリーズが有名ですが、ナスダック100に関しては「Slim」ではない無印の「eMAXIS NASDAQ100インデックス」が存在します。
こちらの信託報酬は年率0.44%(税込)程度です。設定された当初は低コストな部類でしたが、現在ではニッセイ(0.2035%)などが登場したため、少し割高感が否めません。純資産総額が大きく運用は安定していますが、今からSBI証券で新規に購入するのであれば、あえてeMAXISを選ぶ積極的な理由は見当たりにくいのが正直なところです。
SBIでのナスダック100投資信託ランキング総括

最後に、SBI証券でナスダック100投資を始める際のアクションプランをまとめます。
- コスト最優先なら、成長投資枠で「ニッセイNASDAQ100」を選ぶ。
- つみたて投資枠を使いたいなら、「iFreeNEXT NASDAQ100」一択。
- SBI証券のクレカ積立と投信マイレージは必ず設定して、実質コストを下げる。
- 暴落は必ず来ると想定し、資金管理とメンタル管理を徹底する。
ナスダック100は非常に魅力的な指数ですが、決して「魔法の杖」ではありません。リスクを正しく理解し、SBI証券の便利なサービスをフル活用して、賢く資産形成を進めていきましょう。くれぐれも、私のように無茶な投資で資産を溶かさないように気を付けてくださいね。
※本記事は筆者の個人的な見解に基づくものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。投資は自己責任で行い、最終的な判断はご自身で行ってください。

