楽天証券でAI関連の投資信託を探していると、ランキング上位には色々なファンドが出てきて正直迷ってしまいますよね。特に2025年は半導体市場の見通しも気になりますし、NISAの成長投資枠やつみたて投資枠をどう使うかで将来の資産額が大きく変わってくるのは間違いありません。手数料が高いファンドについてはおすすめしないという評判もあれば、一方で高いリターンを期待できるという声もあり、一体何が正解なのか分からなくなるものです。私自身も過去に流行りの銘柄に何も考えず飛びついて痛い目を見た経験があるので、その不安な気持ちはとてもよく分かります。

- 楽天証券のランキングだけでは見えない実質的なおすすめ銘柄がわかります
- NISAのつみたて投資枠で買える最強のAIファンドを知ることができます
- 手数料やポイント還元を考慮した賢い投資戦略が身につきます
- 2025年の市場環境を踏まえた具体的なポートフォリオの組み方がわかります
楽天証券のAI投資信託ランキング上位と実質的な人気銘柄
楽天証券のサイトを見ていると、買付ランキングや値上がり率ランキングなど色々なデータが出てきますが、実は表面的な順位だけを見ていても「本当に儲かる銘柄」にはたどり着けません。ここでは、ランキングの裏側にあるデータや仕組みを深掘りして、個人投資家が本当に注目すべき銘柄を洗い出してみました。
NISAつみたて枠対象のFANG+が最強の理由
いきなり結論めいた話になってしまいますが、もし私が今からAI投資を始めるなら、真っ先に検討するのが「iFreeNEXT FANG+インデックス」です。このファンド、名前に「AI」とは付いていないんですが、中身を見るとNVIDIAやMicrosoft、Google(Alphabet)といったAI界の巨人が勢揃いしているんですよ。
楽天証券の積立設定金額ランキングでも常に上位に入っているんですが、このファンドの最大の強みは、なんといっても新NISAの「つみたて投資枠」で購入できるという点です。通常、ここまで攻めた構成のアクティブ運用に近いファンドは「成長投資枠」でしか買えないことが多いんですが、FANG+は米国のルールに基づいた指数なので、つみたて枠の対象になっているんです。
- Facebook (Meta), Amazon, Netflix, Google, Microsoft, Apple, NVIDIA, Tesla, Broadcom, Snowflakeの10社に集中投資。
- AI銘柄への純度が非常に高く、S&P500を大きく上回るリターン実績がある。
- 信託報酬は0.7755%程度と、アクティブファンドに比べれば低コスト。
10社に等金額投資をするので値動きは激しいですが、長期で積立をするなら、非課税メリットを最大限に活かせるこのファンドは「実質最強」のAI投資と言えるかもしれませんね。
半導体ファンドとAI関連株の今後の見通し
2025年のAI投資を語る上で避けて通れないのが、半導体市場の動向です。「AIが進化する=高性能なチップが必要になる」という図式は今後も変わりませんからね。楽天証券でも半導体関連のファンドは人気ですが、ここには少し注意が必要です。
半導体市場は「シリコンサイクル」と呼ばれる好不況の波が激しい業界です。2025年はAI搭載PCやスマートフォンの普及で需要は底堅いと見られていますが、株価は期待を先取りして動くので、少しでも成長鈍化の兆しが見えると一気に売られるリスクがあります。
私のような失敗経験者から言わせてもらうと、半導体一本足打法は結構怖いです。ただ、NVIDIAのようなAIチップの覇権企業が含まれているファンドを持たないという選択肢も、機会損失になるんですよね。なので、半導体特化型ファンドを買うよりは、先ほどのFANG+や、この後紹介するNASDAQ100のように、「半導体も含むハイテク全体」に投資する方が、リスク分散の意味では賢い選択かなと思います。
高い評判のリターンを誇るeMAXIS Neoの真実
ランキングのリターン部門でよく見かけるのが「eMAXIS Neo AIテクノロジー」です。1年で40%以上値上がりすることもあるので、「これに全額突っ込めばすぐに億り人になれるんじゃ?」なんて夢を見てしまいがちですが、これこそが「劇薬」なんですよ。
このファンドは、AIを使って銘柄を選定する指数に連動するんですが、中身は有名企業だけでなく、聞いたこともないような中小型株もたくさん入っています。上昇相場では凄まじい爆発力を見せますが、下落相場ではS&P500の何倍ものスピードで資産が溶けていきます。標準偏差(リスクの大きさ)も年率30%を超えていて、まさにジェットコースターです。
このファンドはNISAの「つみたて投資枠」では買えません。「成長投資枠」のみ対象です。長期でコツコツ積み立てるというよりは、余剰資金でサテライト的に保有して、大きなリターンを狙うための商品だと割り切った方が良いでしょう。
グローバルAIファンドの純資産と分配金の実態
純資産残高で見ると、アセットマネジメントOneの「グローバルAIファンド(予想分配金提示型)」、通称「ディープAI」が巨大な存在感を放っています。これだけお金が集まっているなら安心かな?と思うかもしれませんが、ここには「分配金」というキーワードが絡んできます。
このファンドは、基準価額の水準に応じて分配金を出す仕組みになっています。すでにある程度の資産を持っていて、毎月のお小遣いが欲しいシニア層には人気なんですが、これから資産を増やしたい現役世代には正直あまり向いていません。
| 項目 | グローバルAIファンド | インデックスファンド(例:eMAXIS Slim) |
|---|---|---|
| 信託報酬(コスト) | 年率1.925%程度(高い) | 年率0.1%〜0.2%程度(安い) |
| 税金効率 | 分配金が出るたびに課税される | 再投資されるため複利効果が高い |
| 主なターゲット | インカム(受取金)重視の人 | 資産形成(値上がり)重視の人 |
信託報酬が約2%というのは、今の低コスト時代においてはかなり重たいコストです。ランキング上位だからといって思考停止で選ぶと、コスト負けしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
楽天証券で人気のS&P500も実質AI投資な訳
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」や「楽天・S&P500」は、買付ランキング不動の1位ですが、実はこれも立派なAI投資なんですよね。S&P500の上位構成銘柄を見てみると、Microsoft、Apple、NVIDIA、Amazon、Meta、Google…と、AI開発の最前線を走る企業ばかりです。
「AI専門ファンド」という名前にこだわらなくても、S&P500を買うだけで、ポートフォリオのかなりの部分をAI関連企業に投資していることになります。「リスクを抑えつつ、AIの成長も取りこぼしたくない」という私のような慎重派(というか一度失敗して臆病になった人)にとっては、S&P500や全米株式(VTI)をコアにしておくのが、一番精神衛生上良いかもしれません。
AI投資信託ランキングを基にした楽天証券での賢い選び方

ここまで見てきた通り、ランキングには「積立派」「一攫千金派」「分配金派」など、様々な投資家の思惑が混ざっています。ここからは、私たち個人投資家が楽天証券を使ってどう立ち回るのが正解なのか、具体的な戦略を考えていきましょう。
成長投資枠におすすめのAI銘柄とリスク管理
NISAの「成長投資枠」は年間240万円まで使えますが、ここをどう使うかが腕の見せ所です。個人的なおすすめは、コア資産(S&P500やオルカン)をつみたて枠で埋めつつ、成長投資枠の一部を使って「eMAXIS Neo AIテクノロジー」や「楽天・プラス・NASDAQ-100」のような、より高いリターンを狙えるファンドをトッピングすることです。
昔、流行りのテーマ株に全財産を突っ込んで大火傷した経験から言えるのは、「サテライト枠(攻めの資金)は資産全体の20%〜30%まで」というルールを徹底することです。AIファンドは夢がありますが、半分になっても笑っていられる金額でやるのが鉄則です。
手数料の安さと楽天カード積立のポイント活用
楽天証券を使うなら、楽天カードでのクレカ積立によるポイント還元は絶対に無視できません。ただ、2025年のルールでは、ファンドの手数料(代行手数料)によって還元率が変わるのがややこしいところです。
- 代行手数料0.4%未満のファンド(S&P500など):一般カードだと還元率0.5%〜
- 代行手数料0.4%以上のファンド(アクティブファンドなど):一般カードでも還元率1.0%
これを見ると「手数料が高いアクティブファンドの方がポイントがたくさん貰えてお得?」と錯覚しそうになりますが、これは罠です。1%のポイントを貰うために、毎年2%近い信託報酬を払い続けるのは計算が合いません。ポイントはあくまで「おまけ」と考え、まずは信託報酬の安いファンドを選ぶことが、長く生き残るための秘訣です。
AI投資をおすすめしない口コミと危険性の検証
ネットで検索すると「AI投資信託 おすすめしない」といったネガティブな口コミも見かけますよね。これらを分析すると、大体以下の2パターンに分かれます。
- 手数料が高すぎるという批判: これは正論です。特にテーマ型ファンドはコストが高めなので、インデックス投資派からは嫌われます。
- 高値掴みへの警告: AIブームが過熱している時に参入して、その後の調整局面で損をした人たちの怨嗟の声です。
逆に言えば、低コストな「FANG+」や「NASDAQ100」を選び、一括投資ではなく「積立投資」で時間を分散させれば、これらのデメリットの多くは解消できます。「おすすめしない」という意見は、商品そのものというより、買い方や選び方に対する警告だと捉えるのが良いでしょう。
10年後の未来を見据えたAIファンド長期戦略
AIは一過性のブームではなく、インターネットやスマホと同じような社会インフラになると私は考えています。となれば、1年や2年の短期決戦ではなく、10年単位で保有し続ける握力が必要です。
長期戦略としては、「コア・サテライト戦略」が一番しっくりきます。
- 守りのコア(70%): 楽天・S&P500やオールカントリーで世界経済の成長に乗る。
- 攻めのサテライト(30%): iFreeNEXT FANG+インデックスで、AI革命の果実を直接取りに行く。
この組み合わせなら、仮にAIバブルが弾けたとしても致命傷にはなりませんし、逆にAIが予想通り世界を変えれば、市場平均を大きく上回るリターンが得られるはずです。
楽天証券のAI投資信託ランキング活用法の総括

最後に、今回の内容をまとめます。楽天証券でAI投資を成功させるためのポイントは以下の通りです。
- 「AI」という名前が付いていなくても、「iFreeNEXT FANG+」や「S&P500」が実質的に優秀なAIファンドである。
- 純資産ランキング上位の「グローバルAIファンド」は分配金重視の設計なので、資産形成層にはコスト高になる可能性がある。
- 「eMAXIS Neo」のような特化型は爆発力があるが、NISA成長投資枠でサテライト的に活用するのが吉。
- 楽天カード積立のポイント還元に惑わされず、信託報酬の安さを最優先に銘柄を選ぶ。
投資の世界に絶対はありませんが、正しい知識と少しのリスク管理があれば、AIという巨大な波を乗りこなすことは可能です。私のように「溶かした」経験をしないよう、皆さんはぜひ賢い選択をしてくださいね。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資商品を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、公式サイト等をご確認の上、ご自身の責任で行ってください。

