最近、将来のお金に対する漠然とした不安から、20代の投資やなんjでの評判について検索する方が増えているようですね。金融機関の窓口で提案される商品よりも、ネットの匿名掲示板で語られる忖度のない本音や、実体験に基づいたリアルな口コミの方が信用できると感じる気持ち、私自身もすごく分かります。きれいごとの理論よりも、実際に自分のお金をリスクに晒している個人投資家たちが、数々の成功や失敗の果てにたどり着いた結論こそが、私たちにとって最も参考になる情報かもしれません。この記事では、そんななんJのコミュニティで共有されている資産形成の知恵や、逆に絶対に手を出してはいけないとされる罠について、私が調べた内容を分かりやすく紹介していきます。

- なんJ民がたどり着いた20代における投資の最適解が分かる
- S&P500とオルカンの終わらない論争の結論と選び方が見える
- 不動産投資がなぜ掲示板で全力で止められているのか理由を知れる
- 相場の天井や底を見極めるための独特なシグナルについて学べる
20代の投資はなんJの集合知に学べ
まずは、数多の屍を越えてきたなんJの住民たちが「これだけはやっておけ」と口を揃える、王道の投資戦略について見ていきましょう。彼らの言葉は時に過激ですが、その裏には極めて合理的な計算が働いていることが多いんです。
初心者におすすめの投資手法とは
20代の投資初心者がまず何から始めるべきか。なんJのスレッドを見ていると、驚くほど意見が統一されていることに気づきます。それは「ネット証券で低コストのインデックスファンドを買う」という、極めてシンプルな結論です。
彼らは銀行や対面証券の窓口を親の敵のように嫌います。なぜなら、そこには高い手数料や、売り手にとって都合の良い商品(ぼったくり商品)が含まれている可能性があるからです。徹底的に「コスト(手数料)」に敏感な彼らが推奨するのは、余計なコストを削ぎ落とし、市場平均のリターンを狙うインデックス投資なんですね。
なんJ流・投資の第一歩
「情弱(情報弱者)向けの手数料が高い商品は絶対に避ける」「プロが運用するアクティブファンドよりも、市場全体に連動するインデックスファンドの方が長期的には勝率が高い」というのが定説になっています。
S&P500とオルカンの比較結論
投資を始めようとすると必ずぶつかる壁、それが「米国株(S&P500)か、全世界株(オール・カントリー/通称:オルカン)か」という問題です。これについては掲示板でも永劫の議論テーマになっていますが、それぞれの主張には明確な根拠があります。
S&P500派は、「過去の実績を見れば米国一強。GAFAMのようなイノベーション企業が集まる米国に賭けるのが最強の効率」と考えます。一方でオルカン派は、「どの国が覇権を握るかなんて誰にも分からない。だから全世界に分散して、勝手にリバランスしてもらうのが一番楽で安全」と主張します。
結局のところ、「アメリカの成長を信じ抜けるならS&P500、特定の国に賭けるのが怖いならオルカン」という結論に落ち着くことが多いようです。どちらを選んでも、ぼったくり商品を買うよりは遥かに正解に近いと言えるでしょう。
投資信託の割合を半分にする是非
ここでよくあるのが、「どっちが良いか選べないから、S&P500とオルカンを半分ずつ買おう」という戦略です。これに対して、理論派のユーザーからは「オルカンの中身の6割くらいは米国株なんだから、両方買うと米国比率が8割近くになって分散効果が薄れるよ」という数学的なツッコミが入ります。
しかし、私はこの「半分ずつ作戦」も決して悪くない選択肢だと思っています。なんJでも、「それで精神的に落ち着くならアリ」という意見が見られます。投資において最も大切なのは「市場から退場しない(やめない)こと」だからです。
後悔を減らすための50:50
米国株が独り勝ちすれば「S&P500を持ってて良かった」と思えますし、米国がダメでも「オルカンで分散してて良かった」と思えます。この心理的な保険こそが、20代が長期投資を続けるための秘訣かもしれません。
新NISAの積立設定を最優先せよ
制度面において、なんJ民が全会一致で「やらない奴は損」と断言するのが、新NISA(少額投資非課税制度)の活用です。これは国が用意した「利益に税金がかからないチート口座」のようなものですから、ここを使わずに他の投資(例えば仮想通貨や個別株)に手を出すのはナンセンスだとされています。
目標とされるのは、「最短5年で生涯投資枠の1800万円を埋めること」。もちろん20代でこれを達成するのは至難の業ですが、「まずは月数千円からでもいいから、つみたて投資枠を埋める設定をしろ」というのが、先輩投資家からのアドバイスですね。
貯金よりも入金力がモノを言う
どんなに優れた投資手法を知っていても、元手(種銭)が少なければ資産は増えません。掲示板ではよく「年利5%で運用するより、残業や副業で月5万稼ぐ方が早い」といった現実的な指摘が飛び交います。
これを「入金力」と呼びます。特に20代のうちは、投資の勉強に何百時間も費やすより、本業のスキルアップや副業、あるいは無駄な固定費の削減(節約)に力を入れて、投資に回せる現金を増やすことの方が、結果的に資産形成のスピードを早めると言われています。
20代の投資でなんJが警告する罠

続いては、なんJ名物とも言える「メシウマ(他人の不幸で飯が美味い)」な失敗談や、徹底的に叩かれている投資対象についてです。彼らが口を酸っぱくして「やめとけ」と言うものには、それ相応の理由があります。
不動産投資はやめとけと言われる訳
なんJにおいて、親の仇のように嫌われているのが「新築ワンルームマンション投資」です。これに関しては「情弱をカモにするビジネス」だという認識が一般的です。
営業マンは「節税になる」「年金代わりになる」と甘い言葉を囁きますが、掲示板の住人たちは冷徹に計算します。「35年のローンを組んで、家賃収入から管理費や修繕積立金を引いたら、毎月マイナス(持ち出し)じゃないか」と。
20代がカモにされやすい理由
公務員や大企業の若手社員など、社会的信用(ローンを組める属性)がある人ほど狙われます。人口減少が進む日本で、多額の借金を背負って不動産を持つことは、株式投資とは比較にならないほどのリスクがあると考えたほうが良さそうです。
投資の失敗談から学ぶ情弱の末路
掲示板には、FX(外国為替証拠金取引)や信用取引で「人生詰んだ」という悲痛な叫びも定期的に投稿されます。これらは投資ではなく「投機(ギャンブル)」と見なされます。
特に20代は、早くお金持ちになりたいという焦りから、レバレッジ(借金をして手持ち資金以上の取引をすること)をかけたがります。しかし、相場が急変した瞬間に全財産を失い、さらに借金まで残るというパターンは、もはや伝統芸能のように繰り返されています。こうした先人たちの失敗(屍)をリアルタイムで見られることが、なんJを見る最大のメリットかもしれません。
逆神や靴磨きの少年シグナルの活用
なんJにはユニークな市場分析手法があります。それが「逆神(ぎゃくがみ)」の存在です。有名なトレーダーなどが「買いだ!」と宣言した瞬間に暴落し、「もうダメだ」と売った瞬間に高騰する。彼らの行動を「逆」の指標として利用するのです。
また、「靴磨きの少年」という逸話もよく引用されます。これは、投資に興味がなさそうな人(昔の例えで言う靴磨きの少年)までが株の話をし始めたら、それはバブルの天井であり、暴落の予兆であるという教訓です。
現代版の靴磨きシグナル
「普段連絡を取らない友人から儲け話のLINEが来た」「SNSで『億り人』というワードがトレンド入りした」といった現象が見られたら、そろそろ逃げ時かもしれない……と冷静になれるのが、掲示板を見ておく効用ですね。
長期投資のコツは気絶すること
毎日の株価チェックは、精神衛生上良くないばかりか、狼狽売り(パニックになって売ってしまうこと)の原因になります。そこで推奨されているのが「気絶投資法」です。
一度積立設定をしたら、証券口座のパスワードを忘れるくらい放置する。文字通り「気絶」しているかのように何もしない。これが、感情に振り回されずに20年、30年と市場に居続けるための究極の奥義とされています。
20代の投資はなんJ流で成功へ

まとめになりますが、なんJの集合知が導き出した20代の投資戦略は、実は驚くほど地味で堅実です。
「新NISAで、全世界株か米国株のインデックスファンドを、給料の範囲内で淡々と積み立て、あとは忘れて本業や趣味を楽しむ」
怪しい儲け話や、SNS上のキラキラした投資インフルエンサーに惑わされることなく、この退屈な正解を続けられる人こそが、最終的に資産を築けるのではないでしょうか。最終的な判断はもちろん自分自身で行う必要がありますし、投資にはリスクが伴いますが、先人たちの知恵を借りながら、一歩を踏み出してみる価値はあると私は思います。
