最近、投資仲間の間でも中国市場の動きが話題にのぼることが増えてきましたね。私自身、過去に大きな失敗を経験しているからこそ、特定の国に投資する際の慎重さは人一倍持っているつもりです。そんな中、楽天証券で中国の投資信託ランキングをチェックしている方が増えているようですが、実際のところはどうなの?と気になっている方も多いのではないでしょうか。ネット上では中国への投資をおすすめしないという厳しい声も目立ちますが、一方で歴史的な割安感にチャンスを見出している層も一定数存在します。この記事では、楽天証券のデータを基に現在のトレンドや各ファンドの特徴、そして新NISAでの活用法まで、私なりの視点で詳しく紐解いていきたいと思います。

- 楽天証券の最新ランキングから見える投資家のリアルな動向
- 中国投資をおすすめしないと言われる構造的なリスクと注意点
- 中国A株や新興国インデックスなど主要ファンドの徹底比較
- 新NISAやiDeCoを賢く使ってリスクを抑えるための運用戦略
楽天での中国投資信託ランキング分析
楽天証券のランキングを眺めてみると、単にリターンが高いものだけが売れているわけではないことが分かります。投資家がどのようなリスクを許容し、どこに期待を寄せているのか、その裏側にある心理を深掘りしてみましょう。
中国投信をおすすめしない理由
まず避けて通れないのが「中国への投資はやめておけ」という意見ですよね。私自身も、ボラティリティの激しさを目の当たりにすると、安易に人には勧められないなと感じることがあります。最大の理由は、やはり政治・規制リスクの不透明さです。政府の方針一つで特定の業界が大きな打撃を受けるケースが過去に何度もありました。
主なリスク要因:
- 不動産市場の低迷に伴うデフレ懸念
- トランプ政権の再来による貿易摩擦の激化
- 米国によるハイテク分野の制裁リスク
また、過去10年のパフォーマンスを米国株(S&P500)と比較すると、圧倒的に劣後している現実があります。高いコストを払ってアクティブファンドを買っても、指数にすら勝てない時期が長かったため、慎重派が多いのも頷けます。投資は自己責任ですが、こうした背景を知った上で判断することが大切ですね。
人気のeMAXIS Slim新興国
楽天証券の積立設定ランキングなどで常に上位にいるのが、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスです。これ、実は「中国に全振りするのは怖いけれど、成長は取り込みたい」という層に一番選ばれている選択肢なんです。このファンド一本で、中国だけでなくインドや台湾などにも分散投資ができます。
中国の構成比率は約25%〜30%程度となっており、適度な距離感を保ちながら投資できるのが魅力ですね。何より信託報酬が年率0.1518%以内と圧倒的に低コスト。長期でコツコツ積み立てるなら、こうした広域分散型が一番精神的に安定するかなと思います。
高リターンの中国A株ファンド
一方で、攻めの姿勢を崩さない投資家に人気なのが、愛称「黄河」で知られる中国A株ファンドです。こちらは香港市場ではなく、上海や深センの本土市場に直接投資するタイプですね。直近のパフォーマンスを見ると、政府の景気刺激策を追い風に、1年で30%を超えるような驚異的なリターンを叩き出す場面もありました。
「黄河」のような本土株特化型は、内需に関連する国有企業やインフラ関連銘柄に強いという特徴があります。ただし、信託報酬が2%を超えてくる高コスト商品なので、短期から中期のトレンドに乗るための「サテライト戦略」として活用するのが現実的かもしれません。
本土株と香港株の成績比較
一口に中国株と言っても、どこに上場しているかでリターンが全く変わってくるのが面白いところです。2025年現在の傾向としては、米国との対立の影響を受けやすいハイテク株が多い香港市場(H株)よりも、国内政策の恩恵を受けやすい本土市場(A株)の方が底堅い動きを見せています。
| ファンド名 | 主な投資対象 | 1年リターン(目安) | コスト(信託報酬) |
|---|---|---|---|
| 中国A株ファンド(黄河) | 上海・深セン(A株) | +36.8% | 2.31% |
| HSBC 中国株式ファンド | 香港・本土 | +24.3% | 2.01% |
| eMAXIS Slim 新興国株式 | 新興国全体 | +26.5% | 0.15% |
※数値は一般的な目安であり、将来の成果を保証するものではありません。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
レバレッジ型投信のリスク
楽天証券では「楽天・中国株ブル2倍」のようなレバレッジ型も取引されていますが、これは本当に注意が必要です。指数の2倍動くということは、下落時のスピードも2倍。特に中国市場のようにボラティリティが激しい相場では、横ばいの展開でも「減価」といって基準価額がどんどん下がっていく特性があります。
レバレッジ商品は、長期保有やNISAでの運用には全く向いていません。あくまで短期的なリバウンドを狙う上級者向けのツールだと割り切るべきです。
楽天の中国投資信託ランキング活用法

ランキングの数字を鵜呑みにするのではなく、自分の資産形成の中にどう組み込むかが腕の見せ所です。楽天証券ならではの制度をフル活用した戦略を考えてみましょう。
新NISAつみたて枠の戦略
新NISAの「つみたて投資枠」では、実は中国単一国のファンドはほとんど対象になっていません。そのため、基本的には新興国株式インデックスを通じた間接投資がメインになります。私なら、資産のコア部分は全世界株式(オルカン)やS&P500で固め、新興国枠として10%〜20%程度を割り当てる形にするかなと思います。これなら、中国が爆発的に伸びた時の恩恵も受けつつ、万が一の暴落時でも致命傷を避けられます。
成長投資枠のおすすめ銘柄
「もっとダイレクトに中国に投資したい!」という場合は、成長投資枠の出番です。ここでは「黄河」や「シャングリラ(新成長中国株式ファンド)」といったアクティブファンドが購入可能です。成長投資枠を使えば、得られた利益に対して税金がかからないので、ハイリスク・ハイリターンな中国株との相性は(当たれば)抜群です。ただし、枠を使い切る前に大損しては元も子もないので、投入金額は慎重に決めるべきですね。
iDeCoで選ぶ中国関連投信
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、原則60歳まで引き出せない超長期投資です。楽天証券のiDeCoラインナップでは、楽天・新興国株式インデックス・ファンドなどが候補になります。中国の個別リスクを長期間抱え続けるのは勇気がいりますが、インデックスであれば国ごとの比率が自動で調整されるため、放置して運用するには最適の選択肢と言えるでしょう。
楽天ポイント還元の注意点
楽天証券を使う楽しみの一つがポイント還元ですよね。楽天カードでのクレカ積立や、楽天キャッシュ決済でポイントが貯まりますが、実は「投信残高ポイントプログラム」には注意が必要です。2025年現在、高い還元率が設定されているのは特定の低コストインデックスファンドが中心で、コストの高い中国アクティブファンドは対象外だったり、還元率が低かったりすることがあります。ポイント狙いというよりは、あくまで「運用リターン」を主眼に置くべきですね。
2025年の中国経済の見通し
これからの見通しですが、中国政府は「質の高い発展」を掲げ、EVや再生可能エネルギー、AI半導体などのハイテク分野に巨額の資金を投じています。いわゆる「新質生産力」と呼ばれる分野ですね。米国の関税リスクなどは依然として高いものの、これらの分野で世界的なシェアを持つ企業(BYDやCATLなど)の成長性は無視できません。一方で不動産問題の解決にはまだ時間がかかりそうなので、セクターによる明暗がはっきり分かれる年になりそうです。
楽天の中国投資信託ランキング総括

ここまで見てきた通り、楽天の中国投資信託ランキングには、インデックスで手堅く攻める層と、アクティブファンドで一発逆転を狙う層の二極化がはっきり表れています。私自身の失敗から言えるのは、「みんなが買っているから」という理由だけで飛び込むのが一番危ないということです。中国市場はチャンスも大きいですが、それ以上にリスクのコントロールが難しい特殊な相場です。まずは少額から、あるいは新興国インデックスのような分散された形からスタートするのが賢明かなと思います。
まとめのアドバイス:
- 初心者は「新興国インデックス」で間接的に投資するのが無難
- アクティブファンドは資産の10%以内の「サテライト」に留める
- 新NISAの非課税枠を有効活用しつつ、出口戦略も考えておく
最終的な投資判断は、必ず最新の目論見書や公式サイトを確認した上で、ご自身の責任で行ってください。不安な場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するのも一つの手ですよ。皆さんの資産運用が実りあるものになるよう応援しています!
