2025年グローバルサウス投資信託おすすめと選び方!新NISA対応

最近、ニュースや投資関連のメディアで「グローバルサウス」という言葉を耳にする機会が増えてきましたね。これからの世界経済を牽引すると期待される国々に投資したいけれど、具体的にどこの国が含まれるのか、中国は入るのかといった定義や国一覧が気になっている方も多いのではないでしょうか。また、すでに人気のインド株ファンドと比べてどのようなメリットやデメリットがあるのか、暴落のリスクはどの程度あるのかといった点も、投資判断をする上では非常に重要なポイントです。

グローバルサウス

特に2025年に向けて、新NISAの成長投資枠を活用してポートフォリオの一部に組み入れたいと考えているなら、手数料や運用成績を含めたおすすめの銘柄選びは失敗したくないですよね。私自身も過去に新興国投資で痛い目を見た経験があるからこそ、流行り言葉だけで飛びつく怖さはよく分かります。この記事では、話題のグローバルサウス投資信託おすすめ銘柄の比較から、インドとの違い、そして具体的なリスク管理の方法まで、私なりの視点で分かりやすく解説していきます。

  • グローバルサウスの定義と具体的な投資対象国
  • インド単独ファンドとの違いやリスク特性
  • おすすめの投資信託と手数料比較
  • 新NISA成長投資枠でのポートフォリオ戦略
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グローバルサウス投資信託のおすすめ選定ガイド

まずは、そもそも「グローバルサウス」とは投資の世界で具体的に何を指すのか、その基本を押さえておきましょう。言葉の響きだけで選んでしまうと、自分が意図していない国やリスクの高い地域に資金を投じてしまうことにもなりかねません。ここでは、投資信託における定義や、他の新興国ファンドとの決定的な違いについて、私の経験も交えながら整理していきます。

グローバルサウスの定義と主要な国一覧

「グローバルサウス」という言葉自体は政治的なニュースでもよく使われますが、投資信託の世界、特に私たちが注目しているファンドにおいては、少し違った意味合いを持っています。一般的に、投資対象としてのグローバルサウスは、「中国、韓国、台湾を除く新興国・フロンティア市場」と定義されることが多いんです。

これは非常に重要なポイントで、これまでの「新興国株式インデックス」だと、実は中国や台湾、韓国といった東アジアの国々がポートフォリオの半分以上を占めてしまっていました。「これから人口が増えて経済が爆発的に伸びる国に投資したい」と思っているのに、実際はすでに経済が成熟しつつある国や、政治的なリスクが高い国にお金が流れていたわけですね。

投資信託でいうグローバルサウスに含まれる主要な国は、ざっくり言うと以下のようなラインナップになります。

主な投資対象国

  • アジア:インド、インドネシア、ベトナム、マレーシアなど
  • 中南米:ブラジル、メキシコなど
  • 中東・アフリカ:サウジアラビア、南アフリカ、トルコなど

これらの国々は、豊富な天然資源を持っていたり、若い労働人口が多かったりと、まさに「これからの成長」が期待できるエリアです。政治的な定義とは異なり、投資の世界では「脱中国」の受け皿としての意味合いが強いことを覚えておきましょう。

インド単独ファンドとの違いや特徴

最近は「インド株ブーム」とも言える状況ですが、「インド単独のファンドとグローバルサウス、どっちが良いの?」と悩む方も多いと思います。結論から言うと、グローバルサウス投資信託は「インドを中心としつつ、他の国にも分散投資する」パッケージだと考えると分かりやすいです。

実際、多くのグローバルサウス関連ファンドでは、ポートフォリオの30%〜40%程度をインドが占めています。つまり、エンジンの中心はインドなんですね。しかし、インド一本足打法にはリスクもあります。もしインド固有の問題(選挙や異常気象、規制変更など)で株価が急落した場合、インド単独ファンドだと資産が直撃を受けてしまいます。

一方でグローバルサウス型であれば、ブラジルの資源株やサウジアラビアの金融株などがクッションの役割を果たしてくれる可能性があります。「インドの成長は取り込みたいけど、全財産をインドに賭けるのは怖い」という私のような慎重派な投資家にとっては、精神的な安定感が少し違うかなと思います。

投資のメリットとデメリットを徹底分析

投資には必ず表と裏があります。良い面ばかり見て飛びつくと、後で「こんなはずじゃなかった」となりかねません。メリットとデメリットを冷静に比較してみましょう。

メリット

  • 高い経済成長率:先進国が低成長時代に入る中、人口ボーナス期にある国々の高い成長力を享受できる可能性があります。
  • リスク分散:米国株(S&P500)や全世界株(オール・カントリー)とは異なる値動きをするため、ポートフォリオ全体のリスク分散に役立ちます。
  • 資源価格の恩恵:ブラジルやサウジアラビアが含まれるため、原油や鉱物価格の上昇がプラスに働くことがあります。

デメリット・注意点

  • 価格変動が激しい:先進国株に比べて値動き(ボラティリティ)が大きく、短期間で大きく下落することもあります。
  • 為替リスク:現地通貨安(例えばレアル安やルピー安)が進むと、株価が上がっても円換算での利益が減ってしまうことがあります。
  • コストが割高:米国株インデックスなどに比べると、信託報酬などの保有コストがやや高めに設定されている傾向があります。

特に為替リスクは要注意です。新興国の通貨は米国の金利動向に弱いため、アメリカの金利が高い状態が続くと通貨安になりやすい傾向があります。長期投資が大前提ですが、短期的にはマイナスになる覚悟も必要ですね。

中国除外による暴落リスクの抑制効果

ここ数年、新興国投資において最大の懸念材料だったのが「チャイナ・リスク」です。不動産バブルの崩壊懸念や、政府による突然の企業規制、そして米中対立による貿易摩擦など、中国市場は予測不能な要因で暴落することが多々ありました。

従来の新興国株ファンドを持っていると、自動的に中国にも3割近く投資することになり、このチャイナ・リスクをモロに被っていました。しかし、グローバルサウス投資信託は、設計段階から「中国を除外(Ex-China)」している点が最大の特徴であり、強みでもあります。

もちろん、中国経済が減速すれば資源国(ブラジルや南アフリカ)への輸出が減るため、間接的な影響は避けられません。それでも、中国企業そのものがポートフォリオに含まれていないことは、「訳のわからない理由で株価が急落する」というストレスを減らす上で非常に大きな意味があると感じています。

注目すべき構成銘柄とセクター比率

では、具体的にどんな企業に投資することになるのでしょうか。グローバルサウス投資信託の中身を見てみると、私たち日本人がよく知るIT企業ばかりではありません。どちらかと言えば、「国づくり」に関わる重厚長大産業や、国民の生活を支える金融インフラが中心です。

セクター 主な銘柄例 特徴
金融 HDFC銀行(インド)

アル・ラジ銀行(サウジ)

人口増加と経済発展に伴い、融資や決済需要が伸びている分野です。
エネルギー・素材 リライアンス(インド)

ペトロブラス(ブラジル)

ヴァーレ(ブラジル)

石油や鉄鉱石など、国家の収入源となる巨大企業群です。配当利回りが高い傾向も。
IT・通信 インフォシス(インド)

TCS(インド)

世界的なDX需要を取り込むインドのIT企業が含まれます。

このように、金融やエネルギーの比率が高いのが特徴です。ハイテク株中心のナスダックなどとは全く違う動きをするため、分散投資の効果が期待できる理由の一つにもなっていますね。

2025年版グローバルサウス投資信託おすすめ戦略

グローバルサウス1

ここからは、実際に私たちが購入できる具体的な投資信託の商品比較と、2025年に向けた投資戦略について深掘りしていきます。「結局どれを買えばいいの?」という疑問に対し、コストや運用の仕組みから最適な選択肢を探っていきましょう。新NISAでの活用法も要チェックです。

EXE-iとSMTファンドの徹底比較

現在、日本の個人投資家がグローバルサウスに投資しようとした場合、主に選択肢に上がるのがSBIアセットマネジメントの「EXE-i グローバルサウス株式ファンド」と、三井住友トラスト・アセットマネジメントの「SMT グローバルサウス株式インデックス・オープン」の2つかなと思います。この2つ、名前は似ていますが中身は結構違います。

項目 EXE-i グローバルサウス SMT グローバルサウス
信託報酬(年率・税込) 約0.121%程度 0.473%
運用の仕組み ファンド・オブ・ファンズ

(海外ETFを組み合わせる)

ファミリーファンド

(指数に連動する現物株投資)

連動指数 特定のベンチマークなし MSCIグローバルサウス・セレクト・インデックス
特徴 圧倒的低コストだが、

中身はETFの詰め合わせ

透明性が高く、

「除く中国」の定義が明確

最大の違いはコストです。EXE-iの0.1%台という信託報酬は破格です。ブラックロック社のETF(iシェアーズ)を組み合わせて運用しているため、この安さが実現できています。一方、SMTはコストこそEXE-iより高いものの、明確なルール(指数)に基づいて運用されており、現物株への投資がメインのため、ETF特有の価格乖離などのリスクが少ないというメリットがあります。

SBIや楽天証券で買える商品の選び方

どちらを選ぶべきかは、投資家の「こだわりポイント」によって変わってきます。

「とにかくコストを抑えたい!」という方には、迷わず「EXE-i」がおすすめです。長期投資においてコストは確実にリターンを蝕む要因になるので、ここを徹底的に削れるのは大きな魅力です。SBI証券などをメインに使っている方はこちらが買いやすいでしょう。

一方で、「中身がブラックボックスなのは嫌だ」「明確に中国を除外した指数に連動してほしい」という方は、「SMT」(または同じ指数を使う楽天・グローバルサウス株式ファンド)が良いでしょう。EXE-iは運用会社が独自に配分を決める裁量の余地があるため、将来的にどんなバランスになるか少し見えにくい部分があります。

ちなみに、楽天証券ユーザーであれば、「楽天・グローバルサウス株式ファンド」も選択肢に入ります。中身はSMTとほぼ同じスキーム(MSCI指数連動)で、信託報酬も同水準(0.473%)です。ポイント還元などを加味して選ぶのが賢いですね。

新NISA成長投資枠の賢い活用術

2025年の投資戦略において、新NISAの活用は欠かせません。注意が必要なのは、これらのグローバルサウス関連ファンドの多くは、「つみたて投資枠」の対象外であり、「成長投資枠」で購入する必要があるという点です。

成長投資枠というと「一括投資」のイメージがあるかもしれませんが、私は「成長投資枠を使った積立投資」を強くおすすめします。新興国株は値動きが激しいため、高値掴みをしてしまうリスクが高いからです。毎月定額をコツコツ買い付けることで、ドルコスト平均法を効かせ、平均取得単価を平準化するのが、私が1000万円溶かして学んだ「負けないための鉄則」です。

ポートフォリオの中での位置づけとしては、あくまで「サテライト(脇役)」として扱うのが無難です。例えば、資産の70%〜80%は全世界株式(オルカン)などの王道ファンドで固め、残りの15%〜20%程度をグローバルサウスに割り振る。これくらいのバランスが、夜ぐっすり眠れる適正ラインかなと思います。

2025年の市場展望とポートフォリオ

2025年の世界経済を見通すと、米国や先進国の成長鈍化が予測される一方で、インドを中心とした南アジア地域は依然として高い成長率(6%台など)を維持すると見られています。また、米国の利下げサイクルが進めば、ドル一強の流れが変わり、新興国通貨や株価にとっては追い風となる可能性があります。

さらに、サプライチェーンの再編(脱中国)による工場移転先として、インドやメキシコ、ベトナムへの投資は今後も継続するでしょう。こうした「実需」に伴う経済成長を取り込めるのがグローバルサウスの強みです。

私の考える2025年の理想的なポートフォリオ配分案(サテライト部分)は以下の通りです。

サテライト戦略の配分例

  • グローバルサウス投資信託:20%
  • または、インド株ファンド15% + その他新興国5%

もしすでにインド株ファンドをたくさん持っている場合は、グローバルサウスファンドを追加するとインド比率が高くなりすぎてしまう(重複する)ので注意してください。その場合は、インド株ファンドを一部売却してグローバルサウスに乗り換えるのも一つの手です。

結論:グローバルサウス投資信託おすすめの最適解

グローバルサウス2

最後にまとめです。2025年、グローバルサウス投資信託は、停滞する先進国やリスクの高まる中国を避け、新たな成長の源泉をポートフォリオに取り入れるための有効な手段となり得ます。

私のおすすめの結論としては、「コスト最優先ならEXE-i」「透明性と安心感優先ならSMT(または楽天)」を選び、「新NISA成長投資枠で、資産全体の2割程度を上限に積み立てる」のが最適解だと考えます。一発逆転を狙うのではなく、世界の構造変化に長く付き合うつもりで、じっくりと育てていきましょう。

【免責事項】

本記事は情報の提供を目的としており、投資の勧誘を目的とするものではありません。記事内で紹介したファンドの基準価額や手数料、経済指標等の数値は記事執筆時点(2025年12月想定)のデータに基づいています。投資は価格変動リスクや為替リスクを伴います。最終的な投資判断は、必ず最新の目論見書をご確認の上、ご自身の責任において行ってください。

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