こんにちは!「どこで売ってる?どこで買える場所ぜんぶナビ」の管理人です。
パイロットの名作シャープペンシル「S20」。木のぬくもりが最高で、私も愛用している一人です。ただ、製図用シャープペンシルの宿命というか、落とすとペン先が曲がりやすいのが難点ですよね。
いざ交換しようにも、そもそも「s20 ペン先 どこで売ってる」と探しても、なかなか見つからない…。ヨドバシみたいな家電量販店や文具店にも部品単体では置いてないし、楽天やYahoo!ショッピングだと値段がバラバラ。メルカリだと高額だったりします。
もしかして0.3mmと0.5mmで互換性があるのか、それともs10やs3の部品が使えるのか…など、交換部品が売ってない時の対処法も含めて、悩みは尽きないかなと思います。
この記事では、S20のペン先(本当は「口金」という部品です!)の入手ルートについて、私の調査結果をぜんぶまとめてみました!
- S20ペン先の正しい部品名と探し方
- オンラインと実店舗での価格や納期の比較
- s10やs3との互換性
- 部品がどこにも売ってない時の最終手段
s20のペン先はどこで売ってる?まず確認

S20のペン先を探す旅、まずは「何を」「どこで」探すべきか、基本のキから確認していきましょう。ここを間違えると、永遠に見つからない可能性もあるので要注意です。
注意:探す部品は「ペン先」より「口金」
まず、一番大事なポイントからです。
私たちが「ペン先」と呼んでいる、芯が出てくる細い金属パイプの部分。実は、メーカーの交換部品としては「口金(くちがね)」という名前で販売されています。
あの細いパイプ(ガイドパイプ)は、先端のネジ切りがされた金属パーツと一体型になっているんですね。交換するときは、「口金」パーツごと回して取り外す仕組みです。
「S20 ペン先」で検索しても見つかりにくいのは、この名称の違いが原因だったんです。
これからは「S20 口金」と検索するのが、正しい情報にたどり着く最短ルートですよ。
ちなみに、たまにSamsungのスマホ「Galaxy S20」のペン先(Sペン)を探している方もいらっしゃるようですが、この記事はパイロット(PILOT)の筆記具『S20(HPS-2SK)』に関する情報なので、その点はご注意くださいね。
芯径0.3と0.5の互換性なし
次に、購入前に絶対に確認が必要な点です。S20の口金は、芯の太さ(芯径)ごとに完全に専用設計されています。
0.3mm用 (140-HPS-2SK-0.3ヨウクチガネ)
0.5mm用 (140-HPS-2SK-0.5ヨウクチガネ)
この2つには一切の互換性がありません。
0.5mmの本体に0.3mmの口金を取り付けることはできませんし、その逆も不可能です。注文する前に、ご自身のS20本体のクリップや表記を必ず確認して、正しい芯径の口金を選んでくださいね。
オンライン(楽天・Yahoo)での値段
「S20 口金」は、Amazonやヨドバシ.comのような総合通販サイトでは、部品単体での取り扱いが少ないのが現状です。
主な販売場所は、文房具専門のオンラインショップになります。楽天市場やYahoo!ショッピングに出店している専門店を探すのがおすすめです。
価格相場はこんな感じでした。
- 部品代: 330円(税込)
- 送料: 約290円〜350円(ネコポスなど)
- 総額: 約620円〜715円
在庫さえあれば、注文から2〜5営業日くらいで届くので、最も合理的で早い「正規ルート」と言えそうです。
デメリットは、部品代330円に対して、ほぼ同額の送料がかかってしまうことですね…。
ヨドバシや伊東屋での取り寄せ
「送料がもったいないから、実店舗で買いたい」と思いますよね。私もそう思って、伊東屋や丸善、紀伊國屋書店、ヨドバシカメラなどの大型店をイメージしました。
…が、S20の本体は売っていても、「口金」のような専門的な交換部品が店頭在庫として置かれている可能性は、ほぼゼロに近いみたいです。
実店舗での正しい買い方は、サービスカウンターでの「取り寄せ注文」になります。
店員さんに「パイロットのS20(HPS-2SK)の0.5mm用、口金(品番:140-HPS-2SK-0.5ヨウクチガネ)を取り寄せたい」と正確に伝えるのがベストです。
メリット: 送料がかからず、部品代の330円(税込)だけで購入できる可能性がある。
デメリット: 納期がまったく読めない。メーカー在庫に依存するため、「4日で入荷」もあれば「6ヶ月待ち」という絶望的なケースもあるようです。
送料を絶対に節約したい、気長に待てる人向けの選択肢ですね。
最速はメルカリ?価格相場
「オンライン専門店は在庫切れ、実店舗では数ヶ月待ち」…そんな絶望的な状況下で活躍するのが、メルカリなどのフリマアプリです。
驚くことに、S20の口金に関しては「安く買う」場所ではなく、「高くてもいいから今すぐ欲しい」という需要を満たすプレミアムなルートになっています。
メルカリでの価格相場(送料込み)は、
- 1個: 約700円 〜 1,000円
なんと、定価(330円)の2倍〜3倍で取引されています。2個セットで1,455円といった出品もありました。
正規ルートが全滅している時、「明日からの試験で使えないと困る!」という切羽詰まった状況下での、最速(1〜3日で届く)の最終手段と言えそうです。
s20のペン先はどこで売ってるか状況別比較
ここまで見てきた3つの購入ルート。「結局、自分はどこで買うのがベストなの?」と迷うかもしれませんね。時間とお金のどちらを優先するか、状況別にまとめて比較してみます。
おすすめ購入ルート3択比較表
それぞれのメリット・デメリットを表にまとめました。
| 購入方法 | 予想される総額 | 入手速度(納期) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| A. オンライン専門店
(楽天、Yahoo!) |
約620円~715円
(部品330円+送料) |
早い (2~5日) | ・在庫が確認できる
・正規価格で確実 |
・送料が割高に感じる
・在庫切れのリスク |
| B. 実店舗(文具店)
(取り寄せ注文) |
最安 (330円)
(部品代のみ) |
非常に遅い
(1週間~数ヶ月) |
・送料が無料
・店頭で相談できる |
・納期が全く読めない
・店舗に行く手間 |
| C. フリマアプリ
(メルカリなど) |
高額 (約700円~)
(送料込み) |
最速 (1~3日) | ・今すぐ手に入る
・匿名配送 |
・定価より大幅に高い
・非公式ルート |
エキスパートの推奨
- ベストバランス(推奨): ルートA(オンライン専門店)。送料はかかりますが、正規価格と納期のバランスが最強です。
- 緊急・最速: ルートC(フリマアプリ)。正規ルートの在庫が無く、納期が待てない場合の唯一の解決策です。
- 最安・気長に待つ: ルートB(実店舗)。急いでおらず、送料を絶対に払いたくない場合の選択肢です。
s20ペン先の交換方法
無事に口金が手に入ったら、いよいよ交換です。方法はとても簡単ですよ。
- 古い口金を反時計回りに回して取り外します。
- 新しい口金を時計回りに回して装着します。
工具などは一切不要です。
ただし、交換用の口金部品自体も非常に繊細です。メーカーからも「取扱には十分ご注意ください」と警告が出ています。
新しい部品を装着する際に落としたり、強く締めすぎたりしないよう、丁寧に行ってくださいね。
s10やs3との互換性について
S20の口金が手に入りにくい時、「S10やS3の口金って使えないの?」と考える方もいるようです。マニアックな疑問ですが、調べてみました。
結論から言うと、「物理的に装着は可能だが、見た目(仕上げ)が変わってしまう」です。
S20、S10、S5、S3といったパイロットの「Sシリーズ」の口金は、ネジの規格が共通のようで、物理的に取り付けること自体はできるそうです。
ただし、決定的な違いが「質感」です。
- S20(HPS-2SK): 口金の仕上げが「マット仕上げ(つや消し)」
- S3 / S5 / S10: 口金の仕上げが「クローム仕上げ(光沢あり)」
S20のあの温かみのある木軸に合わせて設計された「つや消し」の口金が、S3やS10の「ピカピカした光沢」に変わってしまいます。これは、S20のデザインを愛する人にとっては、かなり大きな違いかもしれませんね…。
s20のペン先が売ってない時の裏技
「オンラインも在庫切れ、実店舗は数ヶ月待ち、フリマは高すぎる…」
まさに八方ふさがり。そんな時、S20のペン先(口金)がどこにも売ってない場合の「裏技」的な最終手段が存在します。それが、先ほど登場した「S3(エススリー)」です。
最終手段:s3本体の部品取り
これはちょっと驚きの方法なんですが、
「S3の本体を、部品取り用に新しく買う」という選択肢です。
なぜこんなことをするかというと、価格に秘密があります。
価格の逆転現象
- S3の本体価格: 約399円〜439円(税込)
- S20の口金(フリマ相場): 約700円以上
そうなんです。S20の口金(非公式)をフリマで1個買うよりも、S3の新品本体(公式)を1本買うほうが安いという不思議な現象が起きています。
前述のとおり、S3の口金はS20に装着可能です。見た目が「光沢あり(クローム仕上げ)」に変わってしまう点さえ許容できるなら、S20の口金がどうしても手に入らない場合、S3の本体を新品で買って、その口金をS20に移植するのが、最も安価で早い「部品取り」の方法となります。
s20のペン先はどこで売ってるかの総括
「s20 ペン先 どこで売ってる」問題、解決の糸口は見つかりましたでしょうか?
まず探すべきは「ペン先」ではなく「口金」であること。そして、自分の芯径(0.3/0.5)を間違えないことが必須です。
購入ルートは、
- オンライン専門店(ベストバランス)
- 実店舗(最安だが遅い)
- フリマアプリ(最速だが高い)
この3択になります。そして最終手段が「S3の部品取り」ですね。
最後に、S20は「低重心設計」です。これは書くときは安定しますが、落とした時は「ほぼ確実にペン先(口金)から衝突する」運命にある、ということでもあります…
交換部品の入手は可能ですが、結構な手間とコストがかかります。この名作を長く愛用し続ける一番の方法は、使い終わったらペンケースにしまうなど、落下させない基本的な取り扱いを徹底することかもしれませんね。
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