大学生は投資やめとけ?危険な理由とNISAで始める正解ルート

「大学生 投資 やめとけ」と検索画面に入力して、この記事にたどり着いたあなた。知恵袋や2chのスレッドを見て、投資なんてやっぱり嘘だとかやめたほうがいいのかなと不安になっているかもしれませんね。あるいは、サークルの先輩や久しぶりに連絡が来た友人からすごい話がある、紹介したい人がいると誘われて、その真偽を確かめようとしている最中かもしれません。結論から言うと、その直感は正しい部分と、誤解している部分の両方があります。知識がないまま無防備に飛び込めばカモにされて借金を背負うリスクが高いのは事実ですが、正しい知識で武装して始めれば、将来のための大きな武器になります。私が実際に見てきた失敗談や、複雑な扶養の壁に関するルール、そしておすすめの始め方まで、包み隠さずお話しします。

大学生
  • 先輩や友人の誘いに潜む投資詐欺やマルチ商法の危険な手口
  • 103万円や130万円の壁を超えて親に迷惑をかける税金リスク
  • 新NISAを活用してリスクを抑えながら資産形成を始める方法
  • 現金を使わずにポイントだけで投資体験をする安全なステップ
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大学生は投資をやめとけと言われる危険な理由

なぜこれほどまでに「大学生は投資をやめとけ」と警告されるのでしょうか。それは単に「損をするから」だけではありません。人生を狂わせる落とし穴や、知らなかったでは済まされない制度的なリスクがあるからです。

大学生を狙う投資詐欺とマルチ商法の手口

大学生が投資を始める際に最も警戒すべきなのは、マーケットの変動リスクよりも、人を介した詐欺のリスクです。特に注意が必要なのが、キャンパス内やSNSで広まっているマルチ商法(連鎖販売取引)やネズミ講まがいの勧誘です。

典型的なパターンとしては、高校時代の同級生やサークルの先輩から「久しぶりにご飯に行こう」と誘われるところから始まります。最初は世間話ですが、徐々に「将来の不安」や「お金」の話になり、「投資ですごく稼いでいる先輩(メンター)がいるから会わせたい」と誘導されます。

そして、ファミレスやホテルのラウンジなどの逃げにくい場所で、ブランド品で身を固めた第三者が登場し、「月利20%は確実」「みんなやっている」といった言葉で正常な判断力を奪ってくるのです。

投資用USB等の高額商材でカモにされる

さらに具体的な手口として横行しているのが、FXやバイナリーオプションの自動売買ツールが入っていると称するUSBメモリなどの高額販売です。

これらの商材は、およそ50万円〜60万円という価格設定になっていることが多く、中身はネットで無料で手に入るような無価値な情報ばかりです。なぜこの価格かというと、大学生が学生ローンや消費者金融で借りられるギリギリの金額だからです。

【危険信号】こんな言葉が出たら即逃げてください

  • 「元本保証」「絶対に儲かる」
  • 「すごい人(師匠・メンター)を紹介する」
  • 「自己投資だと思って借金すればいい」
  • 「すぐに元が取れるから借金じゃない」

投資の失敗で借金を背負った悲惨な末路

詐欺に遭わなくても、自分の判断で行った投資で破滅するケースもあります。特にFX(外国為替証拠金取引)や暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引は、持っている資金の何倍もの金額を動かせるため、一瞬で元本以上の損失を出すことがあります。

私が知っている事例でも、奨学金を「どうせ増えるから」と投資資金に流用し、為替の急変動でロスカット(強制決済)され、大学を卒業する前に数百万円の借金を背負ってしまった学生がいました。

こうなると、学業どころではなくなり、返済のためにバイト漬けになったり、最悪の場合は退学に追い込まれたりと、本来高めるべき「人的資本(将来稼ぐ力)」を失うことになります。

103万の壁を超えて扶養が外れる税金リスク

詐欺や大損以外にも、地味ですが深刻なのが「税金と扶養」の問題です。多くの大学生は親の扶養に入っていると思いますが、投資で利益が出た場合、その扱いを間違えると扶養から外れてしまい、親の税金が跳ね上がることがあります。

口座の種類 確定申告 扶養への影響
特定口座(源泉徴収あり) 不要 影響なし(おすすめ)
特定口座(源泉徴収なし) 必要 合計所得に含まれるため外れる可能性あり
一般口座 必要 合計所得に含まれるため外れる可能性あり

上記の表の通り、「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおけば、利益から自動的に税金が引かれて完結するため、いくら稼いでも扶養には影響しません。しかし、少しでも税金を取り戻そうとして不用意に確定申告をしてしまうと、その利益が「所得」としてカウントされ、「103万円の壁」などの判定に合算されてしまうのです。

親に投資がバレる原因とバレない対策

「親に内緒で投資をしたい」と考えている人もいるでしょう。投資がバレる最大の原因は、実は「住民税の決定通知書」です。

特定口座(源泉徴収なし)や一般口座で利益を出し、自分で確定申告を行うと、その情報が自治体に送られます。もし親があなたの健康保険などの扶養手続きをしている場合、所得の増加が通知などで間接的に伝わってしまうリスクがあります。

親にバレずに投資をするための鉄則

証券口座を開設する際は、必ず「特定口座(源泉徴収あり)」を選択すること。これを選んで確定申告をしなければ、利益の情報が外部に漏れることはなく、扶養への影響も完全に防げます。

大学生は投資をやめとけは嘘?NISAの活用法

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ここまで怖い話ばかりしてきましたが、すべての投資が悪というわけではありません。「一発逆転を狙うギャンブル」はやめるべきですが、「将来のためにコツコツ資産を育てる投資」は、むしろ大学生のうちから始めるべきだと私は思います。

大学生にNISAや積立投資がおすすめな理由

2024年から新NISA(少額投資非課税制度)が始まり、投資の利益にかかる約20%の税金がゼロになるという神制度が恒久化しました。大学生がこれを活用すべき最大の理由は「時間」という最強の武器を持っているからです。

投資の世界には「複利効果」というものがあります。利益が利益を生んで雪だるま式に増えていく仕組みですが、これは投資期間が長ければ長いほど効果を発揮します。30代、40代から始めるよりも、20歳前後から少額でも積み立てておけば、将来の資産額に数百万円、場合によっては数千万円の差がつきます。

大学生の投資はいくらから始めるのが正解か

では、いくらから始めればいいのでしょうか。結論から言えば、「生活に支障のない余剰資金」の範囲内です。具体的には、月々3,000円〜1万円程度で十分です。

ネット証券の積立投資なら、月100円からでも設定可能です。「もっと入金しないと意味がない」と無理をしてバイトを増やし、単位を落としてしまっては本末転倒です。まずは「投資をしている」という経験値を積むことが目的なので、金額の多寡は気にしなくてOKです。

メリットとデメリットを理解して運用する

投資には必ずリスクがあります。NISAで人気の「全世界株式(オール・カントリー)」や「S&P500」といったインデックスファンドであっても、暴落時には資産が半分になる可能性もゼロではありません。

投資のメリット・デメリット

メリット:

・銀行預金より高いリターンが期待できる(年利3〜7%程度)

・経済や社会の動きに敏感になれる

・インフレ(物価上昇)への対策になる

デメリット:

・元本割れのリスクがある

・短期間(数ヶ月〜数年)では大きく増えない

・すぐに現金化が必要な時に減っている可能性がある

ポイント投資から始めるリスクゼロの運用

もし「現金を減らすのがどうしても怖い」という場合は、ポイント投資から始めてみるのが正解です。これは私が最もおすすめする「お試しコース」です。

楽天ポイントやVポイント(旧Tポイント)、Pontaポイントなどを使って投資信託を購入できます。これなら、万が一暴落しても「もともとおまけで貰ったポイントが減っただけ」と割り切れるので、メンタルへのダメージがありません。逆に増えれば、それを現金化して自分のお小遣いにすることも可能です。

楽天証券やSBI証券で口座開設する手順

これから投資を始めるなら、銀行の窓口には絶対に行ってはいけません。手数料が高い商品を紹介される可能性があるからです。必ずスマホで完結する「ネット証券」を選びましょう。

おすすめは以下の2強です。

  • SBI証券:口座開設数No.1。三井住友カードでの積立でVポイントが貯まる。
  • 楽天証券:画面が見やすく初心者向き。楽天カード決済で楽天ポイントが貯まり、そのポイントで再投資できる。

どちらも口座開設は無料ですし、スマホで本人確認書類(マイナンバーカードや免許証)を撮影して送るだけで完了します。

大学生は投資をやめとけという忠告の結論

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結論として、「大学生 投資 やめとけ」という言葉は、「詐欺やギャンブル的な投機には手を出すな」という愛のある警告です。これは100%従うべきです。

しかし、NISAなどを活用した「長期的な資産形成」まで否定するものではありません。怪しい勧誘はきっぱりと断り、自分自身の勉強のために、お小遣いの範囲で堅実にスタートする。これこそが、大学生にとっての投資の正解ルートだと言えます。

※本記事は一般的な情報の提供を目的としており、投資の勧誘を目的とするものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行ってください。また、税制や制度の最新情報は国税庁や金融庁の公式サイトをご確認ください。

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