二階堂ふみはビーガン!いつから?ゴチ卒業の理由と食生活の悩み

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実力派女優として不動の地位を築いている二階堂ふみさんですが、近年、そのライフスタイルにも注目が集まっています。特に多くの人が関心を寄せているのが、二階堂ふみさんがビーガンであるという点です。

一体いつからビーガンになったのか、また肉断ちをどのくらい続けているのか、そのきっかけや現在の食生活が気になっている方も多いのではないでしょうか。人気番組だったゴチを卒業した背景に、この食生活の変更が関係しているのでは?という噂や、ゴチをやめた理由の真相についても関心が集まります。

さらに、海外ロケ、特に過酷だったと言われるモンゴルロケではどのような悩みがあったのか、ビーガンと混同されやすいペスカタリアンとの違いなど、彼女の信念にまつわる疑問は尽きません。この記事では、二階堂ふみさんのビーガンという選択について、その背景から現在の活動まで、様々な情報を基に詳しく解説していきます。

この記事でわかること

  • 二階堂ふみさんがビーガンになった正確な時期ときっかけ
  • 「ゴチになります!」を卒業した本当の理由
  • ビーガンとして向き合う海外ロケでの具体的な苦労
  • 動物愛護に対する彼女の信念と現在の食生活
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二階堂ふみがビーガンになった理由とその食生活

ビーガン
  • ヴィーガン生活はいつから始まった?
  • 肉断ちの期間はどのくらい?
  • 肉断ち生活のきっかけは動物愛護
  • 普段の食生活とソイミート秘話
  • ペスカタリアンとは違うヴィーガン

ヴィーガン生活はいつから始まった?

二階堂ふみさんがヴィーガン(完全菜食主義)としての生活を始めたのはいつからなのでしょうか。

彼女がヴィーガンであることを公にインタビューで明かしたのは2020年頃からです。しかし、その生活様式はさらに以前から始まっていたと考えられます。例えば、2020年に放送されたNHKの朝ドラ「エール」の撮影では、ヒレカツを食べるシーンで、彼女のために大豆由来の代替肉「ソイミート」で特別に作られたカツが用意されたというエピソードがあります。

このことから、少なくとも2020年の撮影時点、あるいはそれ以前にはヴィーガンとしての食生活を確立していたことがうかがえます。

また、後述するヴィーガンになるきっかけとなった出来事から推測すると、本格的にヴィーガンへ移行したのは、人気番組「ゴチになります!」を卒業した2017年末以降、2018年頃からではないかというのが有力な見方です。

肉断ちの期間はどのくらい?

二階堂ふみさんの肉断ちの期間は、どのくらいになるのでしょうか。

2021年7月に出演したバラエティ番組「バナナサンド」の中で、「お肉は食べない」「菜食の生活をしてて」と自ら明かしています。また、同年の別メディアの報道では「肉断ち生活3年」と紹介されていました。

これらの情報を基に逆算すると、彼女が肉や魚を口にしない生活を始めたのは、やはり2018年頃からである可能性が高いです。2025年現在で考えると、約7年間にわたりそのライフスタイルを継続していることになります。

長期間にわたるストイックな姿勢からは、彼女の信念の強さが感じられます。女優という体力が求められる職業と両立させながら、これだけの期間、菜食を続けているのは並大抵のことではないでしょう。

肉断ち生活のきっかけは動物愛護

二階堂ふみさんが肉断ち、つまりヴィーガンになることを決意した背景には、動物愛護への強い思いがあります。

最も大きなきっかけとなったのは、フェレットを飼い始めたことでした。2022年3月のインタビューで、約5年前にフェレットと暮らし始めたことが、自身の価値観を大きく変えたと語っています。動物と共に生活する中で、その感受性の豊かさに触れ、食肉や毛皮製品として動物の命が利用されている現実に強い疑問を抱くようになったそうです。

大学での出会いも影響

慶應義塾大学に在学していた二階堂ふみさんは、学内で様々な価値観を持つ友人たちと出会ったことも、ヴィーガンについて考えるきっかけになったと明かしています。

多様な考え方に触れる中で、動物の命の価値は、犬や猫といったペットだけでなく、牛や豚などの畜産動物も全て同じであるという「種差別をしない」という考え方に感化されたのです。これらの経験が積み重なり、彼女は動物由来の製品を一切摂取・使用しないヴィーガンという生き方を選択するに至りました。

普段の食生活とソイミート秘話

ヴィーガンである二階堂ふみさんの普段の食生活は、どのようなものなのでしょうか。

基本的には、肉、魚、卵、乳製品、はちみつなどを避けた植物性の食品を中心に構成されています。週末には自ら自転車でマーケットへ出かけ、無農薬の野菜などをまとめて購入していると語っており、食の安全や質にも高い意識を持っていることがうかがえます。

前述の通り、NHKの朝ドラ「エール」では、ヒレカツのシーンでソイミートが使われました。これは、制作スタッフが彼女の信条を尊重し、特別に用意したものです。このエピソードは、公言する前から彼女のヴィーガンというスタイルが現場で理解され、配慮されていたことを示す良い例です。

このように、彼女の食生活は自らの健康管理だけでなく、周囲の理解と協力によっても支えられていると考えられます。

ペスカタリアンとは違うヴィーガン

ここで、二階堂ふみさんが実践する「ヴィーガン」と、時々混同される「ペスカタリアン」との違いを明確にしておきましょう。

この二つのライフスタイルは、菜食を基本とする点では共通していますが、動物性食品の摂取範囲に大きな違いがあります。

ライフスタイル食べるもの・食べないもの
ヴィーガン(Vegan)【食べないもの】
・肉類(牛、豚、鶏など)
・魚介類
・卵
・乳製品(牛乳、チーズ、バターなど)
・はちみつ
・その他、動物由来の成分(ゼラチンなど)
【食べるもの】
・野菜、果物、穀物、豆類、ナッツ類など植物性食品全般
ペスカタリアン(Pescatarian)【食べないもの】
・肉類(牛、豚、鶏など)
【食べるもの】
・魚介類
・卵、乳製品、はちみつ(個人の選択による)
・野菜、果物、穀物、豆類など植物性食品全般

表からも分かる通り、ペスカタリアンは肉を食べませんが、魚介類は食べます。一方、ヴィーガンは魚介類を含む全ての動物性食品を避ける「完全菜食主義」です。二階堂ふみさんは後者のヴィーガンであり、より徹底した動物愛護の思想に基づいた食生活を選択していることが分かります。

二階堂ふみがビーガンとして向き合う仕事と悩み

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  • ゴチ卒業はヴィーガンが理由ではない
  • 女優業専念がゴチをやめた理由
  • 過酷だった海外ロケでの食事事情
  • 特に苦労したモンゴルロケ
  • 「食べ物がない」という現場での悩み

ゴチ卒業はヴィーガンが理由ではない

二階堂ふみさんに関して、今でも囁かれる噂の一つに「ヴィーガンになったことが理由で『ゴチになります!』を卒業したのではないか?」というものがあります。

「ゴチになります!」は、高級レストランでコース料理を食べ、設定金額からの差額を競うという番組の性質上、肉料理や魚料理、乳製品を使ったデザートなどが頻繁に登場します。そのため、ヴィーガンである彼女がレギュラーを続けるのは難しいだろう、という推測からこの噂が広まったようです。

しかし、彼女がゴチを卒業した2017年12月時点では、まだヴィーガンであることを公表していませんでした。また、前述の通り、彼女が本格的にヴィーガン生活に移行したのはゴチ卒業後の2018年頃からと考えられています。したがって、「ヴィーガンが理由でゴチを卒業した」という説は、時期的に見て可能性が低いと言えます。

女優業専念がゴチをやめた理由

それでは、本当のゴチをやめた理由は一体何だったのでしょうか。

2017年11月23日に放送された番組内で、二階堂ふみさん本人の口から卒業の理由が語られました。彼女は涙ながらに「お芝居の方に集中させていただきたい」と説明し、役者業への専念が卒業の理由であることを明かしています。

実際に、ゴチ卒業が発表される直前には、2018年に放送されるNHK大河ドラマ「西郷どん」への出演が決定していました。大河ドラマの撮影は長期間に及び、役作りにも多大な集中力を要します。

これらの事実から、ゴチの卒業理由はヴィーガンになったことではなく、本業である女優業とバラエティ番組のレギュラー出演との両立が困難になったため、というのが真相であると考えられます。

過酷だった海外ロケでの食事事情

女優業に専念する二階堂ふみさんですが、ヴィーガンというライフスタイルが仕事、特に海外ロケで大きな壁となることがあります。

日本国内の撮影であれば、事前に事情を説明しておくことで、ソイミートを用意してもらうなどの配慮が可能です。しかし、食文化が大きく異なる海外、とりわけ菜食の選択肢が少ない地域での長期ロケでは、食事の確保が深刻な問題となります。

特に、2023年に放送されたTBS系ドラマ「VIVANT」の撮影では、その困難が浮き彫りになりました。このドラマでは、約2ヶ月半にもわたってモンゴルでの大規模なロケが行われましたが、彼女はこの地で食事に大変苦労したと報じられています。

特に苦労したモンゴルロケ

なぜモンゴルロケが特に過酷だったのでしょうか。

その理由は、モンゴルの伝統的な食文化にあります。モンゴルの料理は、羊肉を中心とした肉料理と、乳製品が食生活の大部分を占めています。広大な草原地帯では野菜の栽培が難しく、そもそも野菜料理の種類が非常に少ないのです。

ヴィーガンである二階堂ふみさんにとって、食べられるものが極端に限られてしまう環境でした。撮影は市街地から離れた砂漠地帯でも行われたため、ケータリングで特別な食事を用意することにも限界があったようです。この状況は、彼女にとって大きなストレスになったと想像されます。

「食べ物がない」という現場での悩み

モンゴルロケで直面した「食べ物がない」という悩みは、ヴィーガンとして活動する俳優が抱える現実的な問題点を象徴しています。

体調面への懸念

このような状況は、単に精神的なストレスだけでなく、体調管理の面でも大きな懸念材料となります。特に、過酷な撮影スケジュールをこなす上で、十分な栄養摂取は不可欠です。食べられるものが限られる中で、いかにして体力を維持し、最高のパフォーマンスを発揮するかは、彼女自身にとって大きな課題であったでしょう。

一部では、同じくヴィーガンを実践していた女優の中谷美紀さんが、数年後に体調不良を理由にその食生活をやめた例を挙げ、二階堂さんの健康を心配する声も上がっています。自分の信念を貫くことと、心身の健康を維持することのバランスは、彼女が俳優として活動を続ける上で、常に向き合わなければならないテーマなのかもしれません。

まとめ:二階堂ふみのビーガンという生き方

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この記事では、女優・二階堂ふみさんのビーガンというライフスタイルについて、その背景や仕事への影響などを詳しく解説しました。最後に、記事の重要なポイントをまとめます。

  • 二階堂ふみのビーガン生活は2018年頃から始まったとみられる
  • ヴィーガンになった直接のきっかけはフェレットを飼い始めたこと
  • 大学での多様な価値観を持つ友人との出会いも影響した
  • 彼女の思想の根底には「種差別をしない」という動物愛護の精神がある
  • 肉、魚、卵、乳製品、はちみつを一切摂らない完全菜食主義を実践
  • 魚を食べるペスカタリアンとは明確に異なる
  • ゴチの卒業理由はヴィーガンではなく女優業への専念のため
  • ゴチ卒業の時期とヴィーガンになった時期は一致しない
  • 「西郷どん」など本格的な役者業との両立が卒業の背景にある
  • 国内の撮影ではソイミートなど特別な食事が用意されることがある
  • 海外ロケ、特にモンゴルでは食生活で大きな困難に直面した
  • モンゴルの肉と乳製品中心の食文化がその理由
  • 「食べられるものがない」という状況は深刻な悩みであった
  • 厳しい環境下での体調管理が大きな課題となる
  • 彼女の選択は自身の信念に基づいた生き方そのものである
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